\ご購入はお一人3本まで/
※当ワインは10%割引は適応外です
「この赤を造るために、時間も、手間も、想像以上にかかりました。」

富士山ワイナリーのポートフォリオに新たに加わった最新作をご紹介できることを誇りに思います。「シゼン アカフジ リザーブ」——当ワイナリー初の赤ワインであり、マスカット・ベーリーAとメルロを絶妙にブレンドして丁寧に仕上げました。
富士山ワイナリーは、ブドウ品種本来の個性を表現し、料理との相性を高め、自然な酸を大切にしたワイン造りを使命としています。
この理念にふさわしい赤ワインを造ることは長年の課題でしたが、試行錯誤を重ね、ついに理想的な私たちのスタイルにたどり着きました。それが、マスカット・ベーリーAと標高の高い土地で育ったメルロの、互いの魅力を引き立て合うブレンドです。
「ブドウの魅力を最大限に引き出すために」
このワインは、天然酵母のみを使用し、補糖・補酸は一切せず、グラヴィティーのみを活かし、マロラクティック発酵もせず、やさしく丁寧に醸造されました。
6か月間の樽熟成の後、さらに2年間瓶内熟成を行います。
その結果、日本固有品種であるマスカット・ベーリーAの純粋で妥協のない表現が生まれ、メルロの構造と複雑さによって影を潜めることなく、さらに高められています。
第3回全日本最優秀ソムリエ
第11回世界ソムリエコンクール日本代表
(一社)日本ソムリエ協会 副会長阿部誠氏のコメント

外観:透明感のある全体に紫を帯びた明るめのラズベリーレッドの色調です。
香り:広がりのある香りが印象的で、熟したイチゴや野苺などの赤い果実の香りと薔薇の花弁、リコリス、微かに土っぽいミネラルの印象に加えて樽熟成に由来する上品なロースト香が加わり複雑さを感じます。
味わい:繊細な果実味の第一印象から綺麗で豊かな酸味が後半まで続きます。
心地よい渋みは滑らかで酸味と一緒にフィニッシュまで伸びながら、やや軽快なバランス感で後味にコクを感じつつ余韻となります。
総合印象:ファーストヴィンテージの2022は500本限定の生産。MLFを行わず、自然酵母による発酵を経てコールドソークとセミカーボニックマセレーションを行うなど自社ブドウの魅力を最大限に引き出し、その後6ヶ月の樽熟成により深みと複雑さを与えます。
最終的には濾過をせずに瓶詰めを行い、SO2はヨーロッパ基準に従い最小限に抑えたナチュラルワインです。
マスカットベーリーAの個性を香りでは存分に感じ、味わいではメルローの果実味と
タンニンが自然の酸味とバランスを保ちます。
飲み方:開栓後は直ぐに楽しむことが出来ます。チューリップ型のグラスがおすすめで、飲み始めは14度くらいで徐々に温度を上げて行き最終的には17度くらいを維持す
るのがおすすめの飲み方です。

相性料理:醤油と砂糖を使った甘辛い和食に良く合います。例えば、すき焼きや鳥もしくは鰤の照り焼き、魚の煮付けなどに良く合います。
使用ブドウ・製造法・熟成情報

<ブドウ品種>
マスカット・ベーリーA50%、メルロー50%のブレンド
<醸造>
天然酵母のみを使用し、補糖・補酸は一切せず、グラヴィティーのみを活かし、マロラクティック発酵もせず、やさしく丁寧に醸造されました。6か月間の樽熟成の後、さらに2年間瓶内熟成を行います。
<味わい>
マスカット・ベーリーA由来の鮮やかで果実味豊かなアロマに、メルロの滑らかなタンニン、爽やかな酸味、そしてほのかなハーブの香りが見事に調和しています。バランス、エレガンス、そして本物のワイン造りへの私たちのこだわりを、真に体現したワインです。

富士山ワイナリーらしい最高の赤ワインです
私たちは、この赤ワインに“富士山ワイナリーらしさ”のすべてを込めました。
日本のぶどうと向き合い、試行錯誤の末にたどり着いた一本です。
その味わいが、皆さまの日々の食卓や語らいのひとときを、そっと彩ってくれることを願っています。